2018年9月3日付
日本共産党の小池晃書記局長は2日、沖縄市内での街頭演説で、安倍晋三首相が「憲法改正の発議をしない国会議員は怠慢だ」との発言を繰り返していることについて「何をいっているのか。憲法99条には、大臣や国会議員は憲法を擁護する義務を負うと書いてあるではないか」と厳しく批判しました。
小池氏は、「国民の中で憲法を変えてほしいという声は多数になっていない。とくに悲惨な地上戦を経験した沖縄県では、何よりも憲法9条を守ってほしいという思いが強い」と指摘。「改憲発議をしない国会議員が怠慢なのではなく、国民が望んでもいないのに憲法を変えようという安倍首相こそ首相の資格がない」と指摘しました。