赤旗2018年8月6日付
全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)は5日、広島市で原水爆禁止2018年世界大会参加者の交流集会を開催し、全国各地から300人を超える参加者が集いました。韓国から世界大会に参加した医師、歯科医師、薬剤師ら23人が参加し、交流しました。
日本共産党の小池晃書記局長が来賓あいさつし、冒頭、西日本豪雨災害被災地での民医連の献身的な救援活動に対して「敬意を表します」とのべました。
核兵器は体と心、人生にも深刻な傷をもたらすとのべ、「核兵器と人類は共存できない。核戦争と医療活動は両立しない。医療人こそ核兵器廃絶のためにたたかおう」とよびかけました。
朝鮮半島で核兵器をなくす動きがすすんでいることにふれ、「この流れを後戻りさせないために運動で後押ししていくことが必要だ」とのべました。
そのうえで、「核兵器禁止条約に署名・批准する政府をつくりたい。そのために、一緒に声をあげていこう」とよびかけました。
牛渡君江副会長は開会あいさつで、「核兵器のない世界にむけて、核兵器にしがみつく勢力とのせめぎあいがある」として、「核兵器のない世界にむけた探求が求められている」と語りました。
広島県民医連の佐々木俊哉会長、広島県原爆被害者団体協議会(佐久間邦彦理事長)の大越和郎事務局長があいさつしました。