赤旗2018年7月3日付
日本共産党の小池晃書記局長は2日、国会内で記者会見し、与党などが今国会で成立を狙う改憲手続きのための国民投票法改定案について、「安倍9条改憲につながる誘い水となるものであり、認められない」と強調しました。
小池氏は、与党が同改定案を“一連の公選法改正と横並びのもの”としていることについて、「公選法とは全く違う。国民投票法は改憲手続き法だ」と批判。「共産党としては、この法案は認められないという立場でのぞむ」と述べました。
「働き方改革」法 野党は反対一致
小池氏は、「働き方改革」一括法の採決をめぐり、参院厚生労働委員長解任決議案の提出に国民民主党が加わらなかったことなどについて問われ、「国会審議でのたたかい方をめぐって違いがあったとしても、法案には反対するという点で、最後まで野党は一致してたたかった。ひきつづき国会での野党共闘を進める立場でのぞむ」と述べました。