赤旗2018年6月16日付
日本共産党の小池晃書記局長、田村智子副委員長・青年・学生委員会責任者、山下芳生副委員長・国民運動委員会責任者ら役員は15日、党本部で日本民主青年同盟(民青)の役員と懇談し、民青が掲げる倍加の目標達成にむけて意見交換しました。
小池氏は、4中総で提起した参院選・統一地方選の勝利に向けた特別月間で、党として民青への援助を位置づけ、各機関で民青とよく相談しながら、共同の事業として民青の倍加に取り組みたいと語りました。
民青の小山農(みのる)委員長は、ホームページの更新への協力にお礼を述べ、共同の前進につながっていると報告。6月3日の若者憲法集会について、9条改憲を知らなかった若者も参加するなど、草の根で運動が広がり、さらなる運動の発展をめざす集会として大成功したとのべ、多くの同盟員を迎えたと語りました。
そのうえで小山氏は、20日から第2回中央委員会を開く予定であることを紹介。「学生新歓や若者憲法集会の成功をふまえ、全国大会まで拡大に集中し、9月末を節目に取り組みたい」として、「青年に希望ある流れを伝え、民青の役割の発揮と一体に、民青倍加に取り組みたい。各地の積極的な目標を全国的にやりきるために、班を主人公にした運動を広げたい」と語りました。
職場での民青の班づくりにかかわって山下氏は、5月に開いた「職場問題学習・交流講座」で、職場の多忙化のなかで社会のことを学べ、何でも話せる民青の魅力が相次いで語られたと紹介。職場での民青班づくりにむけた援助を強めたいと語りました。
最後に小池氏は、「努力の中で前進が始まっている。お互い9月末までの期間に力を集中していこうとしている。共同して相乗効果で前進をつくりたい」と呼びかけました。