赤旗2018年6月15日付
羽田空港の発着回数の大幅な増便に伴い国が都心上空を低空で飛行する新ルートを計画している問題で、「羽田増便による都心低空飛行計画に反対する東京連絡会」は14日、衆院第2議員会館内で新ルートの撤回を求める集会を開きました。首都圏の住民や議員らが集まり、羽田新ルートの中止を求める国土交通相宛ての署名を、10月末をめどに10万人分集める活動をスタートさせました。
集会では、「連絡会」の共同代表の秋田操さんが報告と運動提起し「首都圏が一体となって運動していくことが重要だ」と話しました。
日本共産党の小池晃書記局長、吉良よし子参院議員、立憲民主党の海江田万里衆院議員があいさつし、「地域住民の命と暮らしを守り、ウソと偽りの政治を打ち破っていくたたかいだ」(小池氏)、「首都圏全体が危険な状況に陥れられる重大な問題だ」(吉良氏)、「一番いいのは、従来通りの海から入り海から出る原則を貫くことだ」(海江田氏)と発言しました。
各地域の住民からの発言があり、東京都港区の白金三光第五町会の大竹国康会長が「問題を知らない人に広げていくことが重要です」と話しました。
集会には、日本共産党の白石たみお、河野ゆりえ両都議も参加。立憲民主党、自由党、東京・生活者ネットワークの関係者も出席しました。