赤旗2018年6月12日付
11日に開かれた第4回中央委員会総会で小池晃書記局長が討論の結語を行いました。
小池氏は、討論は、「特別月間」と党勢の前回参院選時3割増の実現という課題を正面から受け止めた意気高いものだったと述べ、ただちに党機関が4中総決定を実践しようと呼びかけました。
カギは、全支部・グループ、議員団が急いで4中総決定を読み、討議することだとして、少なくとも2週間以内に討議・具体化して、党勢拡大に足を踏み出そうと強調しました。
少なくない党員から「こんな大きな目標がやれるのだろうか」という不安やためらいが寄せられていることについて小池氏は、これを「消極的意見だ」「後ろ向きだ」というのではなくて、正面から受け止めて、そういう思いも率直に出し合って、納得いくまで丁寧に本音の議論ができるかどうかが、成功のカギを握っていると指摘。「党員はだれでも党を強く大きくしたいという思いを持っている」と述べ、「できるかどうかをもんもんとためらっていても結論は出ません。足を踏み出し実践で解決することを率直に提起しよう」と訴えました。
「安倍政権を倒したい」との思いが、ちまたに満ちあふれているが、同時に、「なぜ、倒せないのか」といういらだちも広がっています。これに応えるには、選挙で勝利するしかないし、そのためにも、市民と野党の共闘を発展させ、日本共産党が躍進することが必要だと述べ、「特別月間」を成功させることは、日本共産党が果たすべき国民に対する責任だと述べました。
最後に小池氏は、発展する情勢のもと、全党・全党員が立ち上がれば目標は必ず達成できる、中央委員会がその先頭に立って頑張りぬこうと訴えました。
幹部会開く
4中総に先立ち、幹部会が開かれ、報告、決議案について論議しました。