赤旗2018年5月22日付
日本共産党の小池晃書記局長は21日の会見で、衆院厚生労働委員会での「働き方改革」一括法案の採決や財務省の「森友」公文書の改ざん前文書提出、陸上自衛隊のイラク「日報」隠ぺい問題の調査報告書の提出のすべてが23日に集中して予定されていることについて問われ、「姑息(こそく)で卑怯(ひきょう)だ」と批判しました。
小池氏は、環太平洋連携協定(TPP11)関連法案の衆院内閣委での採決も同日に狙われていることに触れ、「同じ日にやって悪事も重なれば、一つ一つが薄まるだろう、報道の時間も短くなるだろうと考えているのであれば、本当にはしたないことだ」と厳しく批判しました。
その上で、「よもやそんなことはしないだろと思うが、何をやるのか分からないのが安倍政権だ」として、23日の衆院厚労委での採決強行は「二重三重に許されない犯罪的な行為だ」と警告しました。