赤旗2018年5月8日付
LGBTなど性的マイノリティーが差別や偏見にさらされることなく、ありのままに生きていける社会をめざす祭典「東京レインボープライド2018」が東京都内で行われ最終日の6日、約8万人が参加しました。
イベントには日本共産党の小池晃書記局長が参加し、「LGBT法連合会」の池田宏共同代表や長年、この問題に取り組む池内さおり前衆院議員らと会場内の各ブースを訪問しました。「SOGI(ソジ)ハラスメント」(好きになる人の性別や自分がどの性別かという認識に関連した差別的言動や嫌がらせ)への対策や差別、偏見を禁止する法制定の必要性について説明を受けました。
「虹色ダイバーシティ」のブースでは、理事の五十嵐ゆりさんらが民間企業で働くLGBTを対象に行ったアンケートにふれ「LGBTの人が『働きやすい』と答えた職場は、それ以外の人も職場の定着率が高く、働く意欲も高かった」と紹介しました。
小池氏は深くうなずき「一人ひとりを大事にする職場は企業にとっても大事ということですね。差別禁止の立法や条例のためにがんばります」と応じました。
パレードには7000人が参加。大阪市の女性(27)は「同性婚を認める日が、早く来てほしい」と話しました。パレードには、立憲民主党の枝野幸男代表ら各党の国会議員、地方議員も参加。日本共産党からは小池氏や、吉良よし子、山添拓の両参院議員、池内氏はじめ党地方議員も歩きました。各党あいさつでは、日本共産党から吉良氏が発言しました。