赤旗2018年4月28日付
日本共産党の志位和夫委員長、小池晃書記局長、田村智子副委員長・青年・学生委員会責任者ら党役員は27日、大学、高校などでの新入生歓迎活動などをめぐって、日本民主青年同盟(民青)中央役員と党本部で懇談しました。
志位氏は冒頭、「民青が今年の新歓のとりくみを大きく成功させたことを喜んでいます。その経験を聞かせてほしい」とよびかけました。
民青の小山農(みのる)委員長は、「青年との共同」「社会を変革する学び」「草の根の行動力」という民青の役割を魅力として語って迎えていることや、「新入生が班会議に来て、3分間スピーチや、民青新聞を読んでの交流で、魅力を実感し加盟している」と語りました。
日本や世界の問題で、なぜこうなっているのか、どうすれば解決できるのかを、日本共産党綱領や科学的社会主義を通じて学んでいることを語るなかで、「考えたい」「学びたい」という反応が返ってくると語られました。
3月に開いた全国高校生集会にかかわって、高校の校則が厳しくなるなど実態が悪化する一方で、自らの生きづらさは自分の責任ではなく、社会の問題であることがわかると、社会をかえる大きな力を発揮すると語られました。
志位氏は、「若者のなかで、“なぜ、どうすれば”がわかる民青の学びが輝いているのがよくわかりました」とのべ、「楽しい班活動が力になっていると語られたことが大事ではないか。ここに光を当てていくことが成功の秘訣(ひけつ)ではないか」と語りました。
6月3日に若者憲法集会を開催することが語られました。また5月7日から民青の新しいホームページに更新されることが紹介されました。