日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

改憲発議阻止へ団結/市民連合街宣 小池書記局長ら政党代表訴え

2018年02月11日

赤旗2018年2月11日付

 東京・新宿駅西口で行われた10日の「ストップ安倍暴走政治! 市民と野党の大街頭宣伝」では、日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の海江田万里最高顧問、社民党の又市征治幹事長が安倍9条改憲の発議を必ず阻止しようと熱く訴えました。3氏が手を握って団結をかためた姿に、聴衆は大きな拍手と歓声で応えました。

立場の違い超え

写真

(写真)声援にこたえる、市民と3野
党の国会議員=10日、東京・新宿駅
西口

 小池氏が、昨年の総選挙で、衆院東京1区では海江田氏が市民と野党の共闘候補として自民党を打ち破ったことにふれ、「次の参院選でも本気の共闘を必ず実現して、安倍政権を倒そう」と訴えると、「そうだ」の声がかかりました。さらに9条改憲を狙う安倍首相を厳しく批判し、「3000万人署名を日本中すみずみに広げ、安倍改憲をストップする大運動を広げよう」と呼びかけました。

 小池氏は、国政私物化疑惑、生活保護の大改悪、過労死を合法化する「働き方改革」など安倍暴走政治に対し、野党が一致して国会論戦をたたかっていると報告。その上で、憲法9条に自衛隊を明記しても「何も変わらない」という安倍首相の主張に対し、「変わらないどころか、戦争法強行以来、歯止めなき軍事拡大・強化が進んでいる」と指摘。軍事費が過去最高の5兆1911億円にのぼり、「専守防衛」という建前すら投げ捨てて空母や長距離巡航ミサイルを持とうとしている事実をあげました。

 そして小池氏は、「このうえ、安倍首相が憲法に自衛隊を書き込んだら何の制約もなく海外で戦争する国になってしまう。絶対に許すわけにいかない」「今こそ立場の違いを超えて力を合わせるときです。戦争する国への道を止めるためにも共闘をさらに発展させていこう」と訴えると、大きな拍手がわきました。

一人でも多くに

 海江田氏は「(総選挙では)市民連合が中心となり、野党が一緒になって小選挙区で勝たせていただいた。野党共闘が実を結びました。市民連合が中心になって本当の野党を束ねて選挙に臨むことが大切です」と強調。安倍改憲については「私たちの使命は、国会で憲法改悪を発議させないことです。一人でも多くの国民に憲法の大切さを伝えていこう」と訴えました。

 又市氏は、安倍首相による9条への自衛隊明記の動きには、ゆくゆくは自衛隊を「国防軍」にしたいという改憲派の「本音」があると述べ、「野党は改憲発議をさせないために頑張っていきます。いま全国で3000万人署名が行われています。自分が署名するだけでなく、5人も、10人も、20人も同じ思いを持つ人びとを広げていこう」と呼びかけました。


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