赤旗2018年1月13日付
日本共産党の小池晃書記局長は12日、都内で開かれた在日本大韓民国民団(民団)の新年会に各党代表らと共に出席しました。小池氏は呉公太(オ・ゴンテ)民団中央本部団長、李洙勲(イ・スフン)駐日韓国大使、宋永吉(ソン・ヨンギル)韓日議員連盟引率団長らとあいさつを交わしました。
呉団長は主催者あいさつで、民団が韓国と日本の懸け橋としての役割を今後も積極的に果たしていくと述べ、ヘイトスピーチ・ヘイトクライムの根絶に向けた取り組みを進めると強調。2~3月に韓国で開かれる平昌冬季五輪・パラリンピックへの協力も呼び掛けました。
小池氏は祝辞で、今年が植民地支配への「痛切な反省と心からのお詫(わ)び」を日韓の公式共同文書に初めて盛り込んだ日韓パートナーシップ宣言から20周年になると述べ、「過去の歴史に真摯(しんし)に向き合い、深く理解していくことは、両国国民の心の通う交流を進める上で不可欠だ」と指摘。ヘイトスピーチ根絶と永住外国人への地方参政権付与を実現するために超党派で取り組むと表明しました。
また、北朝鮮の参加が決まった平昌冬季五輪・パラリンピックがスポーツの祭典としてはもちろん、「平和の祭典」として成功することも願うと語りました。
新年会には日本共産党から市田忠義副委員長、笠井亮、畑野君枝両衆院議員も出席しました。