赤旗2018年1月11日付
日本共産党の小池晃書記局長は10日、来年の参院選の全国32の1人区のすべてで市民と野党の共闘の実現とその勝利をめざし、すみやかに真剣な政策対話と候補者調整のための協議を開始することを、立憲民主党の福山哲郎、社民党の又市征治、自由党の玉城デニー、民進党の増子輝彦の4党幹事長に申し入れました。小池氏は申し入れ後の記者会見で、4党の幹事長が持ち帰り検討することになり、「全体として積極的に受け止めていただいたと思う」と述べました。
参院選に向けて日本共産党は、志位和夫委員長が4日の党旗びらきのあいさつで、4野党に協議開始を呼びかけると表明しています。
小池氏は4野党に対して「われわれとしては、共産党が一方的に降ろすのではなく、相互推薦・支援、本格的な野党共闘で選挙をたたかいたい」との考えを伝えるとともに、「まずは、すみやかな政策対話と候補者調整の議論を始めよう」と呼びかけました。
政策対話の中身について、記者団から問われた小池氏は、「市民連合との7項目の政策合意を土台として議論したい。特に、今年は9条改憲の発議が狙われている。これが政策対話の大きなテーマになる」と強調しました。