赤旗2017年12月23日付
日本共産党の小池晃書記局長は22日、国会内で記者会見し、エルサレムをイスラエルの首都とする米国のトランプ大統領の認定の撤回を求める国連総会決議に日本政府が賛成したことへの評価を問われ、「エルサレムを首都と認めないというのは国際的な合意であり、日本政府が賛成するのは当然のことだ」と述べました。
その上で、米国の在イスラエル大使館のエルサレムへの移転を日本政府は一度も批判していないと指摘し、「主要国の首脳はみんな批判しているのに、なんで批判しないのか」と疑問を呈しました。
小池氏は、電話会談やゴルフを同大統領と頻繁にしている安倍首相に言及。「そういうことを自慢するなら、電話して批判すればいい。そういう大事なことを言わないのは、本当の『友だち』とはいえない」と述べました。