赤旗2017年10月18日付
日本共産党のインターネット番組「とことん共産党」は16日、翻訳家の池田香代子さんと学生のエミリさんをゲストに迎え、「市民+野党の共闘でさよなら安倍政権・比例は共産党」をテーマに放送しました。司会は朝岡晶子さん、MCは小池晃書記局長が務めました。
小池氏は、「与党が安定多数」と衆院選挙の結果を予想している各メディアの報道に言及し、この間の世論調査の内閣支持率を見れば「安倍政権を支持しない人、首相の継続を望まない人が多い。自公が決して強いわけではない」と指摘。「自民・公明・補完勢力と、市民・野党の共闘との対決だとしっかり伝われば、与党の大勝にはならない」と強調しました。
池田さんは、2015年の安保法制=戦争法の強行後、「『野党は共闘』という若者の叫びを受け止めた共産党を後退させるわけにはいかないとの声が広がっている」と指摘。小選挙区候補を降ろすなどして共闘に貢献する姿勢は「衝撃とともに可視化された。市民や共産党にとって大きな財産になると思う」と語りました。
初めて国政選挙の投票に臨む大学1年生のエミリさんは、高額の学費や奨学金返済に苦しむ友人がいると述べ、「共産党は私たちの目線に立って政策を伝えてくれる。周りにも広げて応援したい」と表明。「小選挙区は反安倍の一票、比例は共産党に入れたい」と意気込みを語りました。
朝岡さんは、日本共産党のネット戦略を「ユニーク」と評した通信社の記事にふれ、安倍政権の暴走を風刺して「比例は共産党」と訴えるホームページ上の短編アニメを紹介。池田さんは「ビジュアルがすごい」と目を見張り、エミリさんは「めっちゃ面白いし分かりやすい。拡散したら受けると思う」と絶賛しました。