赤旗2017年7月25日付
日本共産党の小池晃書記局長は24日、国会内で記者会見し、23日に投開票された仙台市長選で共産、民進、社民、自由の4野党と市民の共同候補の郡和子氏が勝利した意義について、「非常に大きな勝利だ。東京都議選に続いて安倍政権に痛打を与える結果になった。同時に、昨年の新潟県知事選に続いて野党と市民が共闘すれば自公両党に打ち勝つことができることが証明された」と強調しました。
小池氏は、仙台市長選の勝利は「住民本位の市政に変えたいという市民の願いと、安倍政権に対する怒りの広がりが見事な形で示された」と指摘。当面する中間選挙や、自民党衆院議員だった白石徹氏の死去に伴う衆院愛媛3区の補欠選挙(10月10日告示、22日投開票)、解散・総選挙にむけて「野党の選挙協力の態勢の構築を急ピッチで進めていきたい」と表明しました。
さらに、衆院愛媛3区補選での共闘の進め方について問われ、「国政を問う選挙として当面する最大のたたかいであり、何としても勝利する必要がある。共闘の旗印を鮮明にして、お互いに推薦・支援しあう方向でまとめていきたい」と述べました。