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小池 晃

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都議選・核兵器禁止条約・加計疑惑…/小池書記局長 明快に語る/ラジオ日本番組

2017年07月13日

赤旗2017年7月13日付

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(写真)小池晃書記局長

 日本共産党の小池晃書記局長は12日、ラジオ日本「岩瀬恵子のスマートNEWS」に出演し、東京都議選の結果や7日に国連会議で採択された核兵器禁止条約などについて語りました。

 岩瀬氏は「共産党は選挙でいい感じが続いていますね」と、都議選で2議席増の19議席を獲得したことに言及。共産党に厳しい選挙になると思っていたと打ち明け、「ふたを開けてみたら(議席を)伸ばした」と驚きを隠しませんでした。

 小池氏は、無党派層の投票先が都民ファーストに次ぐ第2党だったことにふれ、「『自民党におきゅうをすえるには共産党』という思いが多くあった」と指摘。築地市場の豊洲移転問題に関して「日本の食文化を支える築地の再整備を明確に打ち出したことにも共感が広がった」と振り返りました。

 その上で小池氏は、小池百合子都知事に対して「問題点は是正を迫る」と述べる一方で、「高校無償化や待機児童の解消など前向きな政策もある」として「暮らしに役立つ都政にするために臨んでいく」と表明しました。

 11日に施行された「共謀罪」については、憲法に基づき「萎縮せずに言論の自由や表現の自由を行使しながら、共謀罪の廃止を訴えていく」ことが大事だと語りました。

 核兵器禁止条約について問われた小池氏は、日本政府が交渉会議に欠席し、条約も署名しないと表明したことを批判。条約は史上初めて核兵器を違法とし、核兵器の使用や核抑止力論を否定する画期的なものだとして、「日本政府は条約に加わり、ほかの核保有国も参加するよう働きかけるべきだ」と強調しました。

 核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応については、「核兵器そのものをなくしていき、使わせない流れの中で、北朝鮮の核開発をやめさせる努力をすべきだ」と語りました。

 衆参両院で10日に開かれた学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐる閉会中審査について問われ、小池氏は安倍首相が出席しなかった問題に言及。「国民が求めているのは首相の説明だ」と指摘しました。

 また、野党が要求する臨時国会を開くべきだと主張。安倍政権の一連の疑惑の解明を目指し「野党で力を合わせていく」と強調しました。

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