赤旗2017年6月26日付
日本共産党の小池晃書記局長は25日、調布、立川の2市、目黒、世田谷の2区を駆けめぐりました。党候補者の魅力を縦横に語り、都議選勝利を訴えると「共産党、待っていたよ」「大迫力の訴えだ」と語る市民が足を止め、聴衆の輪がぐんぐん広がりました。
「憲法を守らない安倍首相に、憲法を語る資格なし」と力を込めた小池氏に、聴衆から大歓声。来年にも改憲発議を狙う安倍首相を批判した小池氏は、「自民党、公明党に入れてきた方にも9条を大切にする方はたくさんいる。党派を超えて共産党への支持を広げ、改憲のたくらみを打ち砕こう」と訴えました。
北多摩3区 いび候補
調布市では、北多摩3区の、いび匡利候補=新=が、「23区では中学3年生まで医療費が無料だが、多摩では所得制限が残っている。『多摩格差』の解消に全力で取り組む」と表明。
目黒 星見候補
目黒区では昭和女子大学の菊池誠一教授の応援を受け、星見てい子候補=新=が「あるご夫婦に区から届いた封筒を開けると国保料が昨年の1・7倍になっていた。異常事態です」と国保料引き下げを約束しました。
世田谷 里吉候補
世田谷区では、乗満寺の遠藤秀賢住職が応援演説に駆けつけました。都議会で誰もが大切にされ、お金の心配なく学べる教育を求めてきた里吉ゆみ候補=現=は、「みなさんの願いを実現するために頑張ってきた。負けられない」と力説。
立川 浅川候補
立川市でも、緑の党・大沢ゆたか市議の応援を受けた浅川修一候補=元=が「立川でも都市計画道路の整備が進められようとしている。住民分断の大型開発優先を改める必要がある」と強調しました。
小池氏は、認可保育園増設など都議団が実現した重要な成果を示し、「みなさんの思いをまっすぐ政治に届けるのが共産党です。実行力は抜群、確かな実績がある都議団をもっと強くし、暮らしに役立つ都政に転換しよう」と呼びかけました。