赤旗2017年6月25日付
日本共産党の小池晃書記局長は24日、足立、葛飾、江東、文京の4区を駆けました。各地で他党議員や市民が「野党共闘」で応援。駅前や路地を埋める聴衆から熱烈な拍手や声援が送られました。
小池氏は、安倍政権による国政の私物化、「共謀罪」強行と9条改憲発言が導く「戦争する国」づくりを厳しく批判。各候補の実績や値打ちを紹介し「4年前の都議選をきっかけに野党と市民の共闘が大きく広がった。その原動力となった日本共産党の議席増で、都政でも国政でも流れを変えよう」とあふれる気迫で訴えました。
足立 斉藤候補
足立区(定数6)では無所属の土屋のりこ区議が応援演説。斉藤まりこ候補=新=は、国保料値上げで「4日間で5千人から苦情が殺到した。国保は1人当たり1万円値下げしよう」と呼びかけました。
葛飾 和泉候補
葛飾区(定数4)では、青砥駅前の路地に聴衆がひしめきました。和泉なおみ候補=現=は「私は、社会保障の拡充がライフワーク。高すぎる保険料は都がその気になれば下げられる」と力を込めました。
江東 あぜ上候補
聴衆の輪がどんどん広がる江東区(定数4)の亀戸駅前。あぜ上三和子候補=現=は、首相の改憲発言に関し「下町は東京大空襲で一夜にして10万人の命が失われた。痛苦の上につくられた憲法9条を変えさせてはならない」と強調しました。
文京 福手候補
文京区(定数2)では、民進党の松尾あきひろ東京都第2区総支部長が応援し、注目を集めました。医療従事者だった福手ゆう子候補=新=は「福祉の心で都政改革を。小竹ひろ子都議の議席をなんとしても引き継がせて」と澄んだ声を響かせました。
小池氏は「反応がどんどん熱くなっている。自民党政治への怒りが広がっていると肌で感じる」と手ごたえを語りました。