赤旗2017年5月25日付
日本共産党の小池晃書記局長は23日、那覇市内で開かれた日本共産党演説会で、7月2日告示、9日投票の那覇市議選(定数40)で「7候補の全員勝利が辺野古新基地建設反対で一致する『オール沖縄』を強固にし、野党共闘をさらに発展させ、安倍政権を倒す力になる」と訴えました。
小池氏は冒頭、「共謀罪」法案が衆院で強行採決されたことを糾弾。「『現代版治安維持法』は廃案にむけ全力で頑張りぬく」と決意を表明しました。
小池氏は、森友学園や加計学園問題で安倍晋三首相の疑惑と責任を厳しく追及する党国会議員団の論戦を詳しく紹介し、「共謀罪」法案強行、自衛隊を明記する憲法改悪に突き進む安倍政権は退陣させる以外にないと強調しました。
総選挙に向けて豊かで魅力的な野党の共通政策づくりがすすんでいることを紹介し、「6月の都議選と、それに続く7月の那覇市議選で、安倍政権ノーの審判を下し、野党共闘を前進させよう」と呼びかけました。
那覇市政の問題では、城間幹子市長のもとで暮らし、子育て施策が着実に前進していることをつぶさにあげ、「政治が姿勢を変えれば、暮らしが変わる」と強調。オール沖縄の力をさらにつよくするため、那覇市議選での日本共産党7予定候補の全員勝利をと訴えると、会場からは大きな拍手が起きました。
演説会には城間那覇市長も激励に駆け付け、「那覇市政を支える共産党7人の勝利を」とあいさつしました。
フルゲン茂治、ワク川朝渉、我如古イチロー、マエダちひろ=以上現=、宮里ノボル、上原やすお、西中間ヒサエ=以上新=の7予定候補がたたかいぬく決意を語りました。
松岡勝衆院九州・沖縄比例予定候補があいさつしました。