赤旗2017年4月20日付
安倍政権が沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設へむけ海の埋め立て工事強行をねらうなか、「辺野古の海の埋め立て工事強行を許さない!大集会」が19日夕、東京・日比谷野外音楽堂で行われました。会場に入りきらない3500人(主催者発表)の参加者は「辺野古新基地建設反対」とコール。集会後、銀座、東京駅に向かってデモ行進しました。
主催は、基地の県内移設に反対する県民会議、「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会、総がかり行動実行委員会です。
米軍基地反対運動で逮捕・長期間勾留され、保釈された山城博治氏が「みなさんの声は県民を励ましている。全国で連帯し、前進を続けていこう」と訴えました。
日本共産党、民進党、自由党、社民党、「沖縄の風」の代表が連帯あいさつしました。
共産党の小池晃書記局長は、「安倍内閣は法的手続きを無視して辺野古沿岸部の埋め立てを強行しようとしている」と批判。うるま市長選の「オール沖縄」候補の公約を詐欺呼ばわりした自民党・古屋圭司選対委員長の暴言を糾弾し、「野党共闘の源流は、『オール沖縄』だ。市民と野党の共闘で安倍政権を倒そう」と訴えました。
東京都調布市から参加した女性(63)は昨年、沖縄県東村の高江に足を運んだと話します。1カ月半前に孫が生まれ、「子や孫たちに明るい未来を残すため、これからも行動したい」と話していました。