赤旗2017年3月22日付
日本共産党の小池晃書記局長は21日の会見で、23日に初の証人喚問が行われる学校法人「森友学園」をめぐる疑惑と問題について「根本問題を追及していきたい」と述べ、三つのポイントをあげました。
小池氏は、追及すべきポイントとして、(1)同学園への国有地の格安払い下げに政治家がどのように関与してきたのか(2)園児に教育勅語を暗唱させるような異様な教育を進めてきた同学園を、安倍晋三首相夫妻が天まで持ち上げ、広告塔としての役割を果たしてきた道義的責任(3)同学園の学校認可への手続きがどうして異例の速さで進んできたのか、大阪府がどう関与してきたのか――の3点を挙げ、「証人喚問でもこうした根本問題をただしていきたい。財務省や国交省の関係者の証人喚問も必要だ」と表明しました。