赤旗2017年2月14日付
県都の選挙となる大分市議選(定数44、立候補49人)が告示(19日投票)された12日、日本共産党の小池晃書記局長は市議選の応援に駆けつけ、ふくま健治(61)、斉藤ゆみこ(52)=以上、現=、花宮いくお(67)、いわさき貴博(41)=以上、新=の4氏とともに街頭演説しました。
小池氏は昨年の参院選大分選挙区で野党統一候補が勝利したことにふれ、野党連合政権をめざすことを決めた党大会後の大事な選挙と強調。国会での閣僚の隠ぺい・質問封じや日米首脳会談での安倍首相の米国への追随ぶりなどを批判し、「大分から安倍政権の暴走にノーの審判を下そう」と呼びかけました。
市議選の第一の争点は最大3・3兆円の「豊予海峡ルート構想」などの大型開発で市民の暮らしを押しつぶすのか、日本共産党とともに無駄遣いをやめ市民の命を守るかだと指摘。日本共産党は予算の使い方を変え、国保・介護保険料引き下げや中学卒業までの子ども医療費無料化を実現させると述べました。第二の争点は「安倍政権の悪政をストップさせるため野党共闘をすすめ、本気で政治を変える党はどこかが問われている」と述べました。
日本共産党がワンコインバス実現など市民の願い実現にとことん頑張る党であり、新日鉄住金のばいじん公害対策など国・大企業にモノが言える党だと紹介し、「野党の本気度が問われる選挙です。自民・公明の悪政と対決し、本気で政治を変える日本共産党の4人の当選に力を貸してください」と訴えました。
4候補は「暮らしを守れの声を議会に届ける」(ふくま候補)、「女性の力で大分市政を改革する」(斉藤候補)、「伊方原発停止、新日鉄住金のばいじん公害などに取り組みたい」(花宮候補)、「医療と介護を守るために頑張る」(いわさき候補)と力を込めて訴えました。