赤旗2017年2月7日付
日本共産党の小池晃書記局長は6日、国会内の記者会見で、政府が米軍新基地建設の海上工事に着手したことについて問われ、「断じて許せない。翁長雄志知事は『荒々しいやり方だ』と批判したが、まさにその通りだ。私たちは翁長知事としっかり連携して基地建設を許さないたたかいを進めていきたい」と述べました。
小池氏は、10日の日米首脳会談の直前に政府が工事を強行したと指摘し、「会談前にアメリカ政府の要求に応える姿勢を示したといわれても仕方がない」と批判しました。
さらに小池氏は、翁長知事が訪米し新基地建設に反対する県民の民意を米議員らに伝えていた最中に、日米間で新基地推進の方針が決められたことに触れ、「沖縄の民意をなんと考えているのか。県民は度重なる選挙で『辺野古新基地建設は絶対に許さない』と明確に示している」と強調。「民意を無視して強行を続けるのは民主主義の政府がやることではない」と断じました。