赤旗2017年2月3日付
特定非営利活動法人(NPO)の「万年野党」(田原総一朗会長、宮内義彦理事長)による国会議員の活動評価「三ツ星議員」が1日発表され、とくに質の高い活動に対する特別表彰で日本共産党の小池晃書記局長が1位(一般会員の投票部門)に選ばれました。16議員が選ばれた「三ツ星議員」には高橋千鶴子衆院議員が入りました。東京都議会版三ツ星データ(暫定版)も発表され、日本共産党から都議5氏がベストテンに入りました。
2014年に発足した「万年野党」は、「構造改革」の立場から政策提言などをしています。「三ツ星議員」は、国会の会期ごとに全国会議員の活動を、質問回数・時間、議員立法数、質問主意書数に基づいて選出。特別表彰は、質問の質を評価し、理事・アドバイザーからの推薦部門と一般会員の投票部門があります。
小池氏は、14年と昨年に続く3度目の表彰。高橋氏は昨年に続く2度目の表彰となりました。「三ツ星議員」はほかに、民進、維新、社民、公明の各党から計15人、特別表彰は自民、民進両党から計5人が選ばれました。
都議会版では、13年から16年末までの全都議の活動を調査。本会議・委員会での質問、文書質問、議員提出条例の説明・答弁の回数を集計。日本共産党都議でベストテン入りしたのは、2位=里吉ゆみ(質問数60)、3位=かち佳代子(同52)、4位=尾崎あや子(同51)、6位=とくとめ道信(同49)、10位=和泉なおみ(同45)の5氏です。