赤旗2016年10月21日付
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働ストップが最大の焦点となった新潟県知事選挙(16日投開票)で、野党と市民が擁立し「再稼働は許さない」と訴え勝利した米山隆一新潟県知事が20日、選対本部長を務めた森裕子参院議員とともに日本共産党本部を訪れ、志位和夫委員長、小池晃書記局長と懇談しました。
米山知事と森氏が到着すると、党本部職員の盛大な拍手と歓声に包まれました。
出迎えた志位氏と小池氏は米山、森両氏と固く握手を交わし、笑顔で歓迎しました。
志位氏は「米山さんの勝利は日本中に大きな希望を与えました。新潟県民が下した審判に敬意と感謝を表します。これからも一緒に頑張っていきましょう」と述べ、4氏が並ぶと歓声とフラッシュが飛び交いました。
花束を贈られた米山知事は、「選挙中は町々で共産党のみなさまから大変厚いご声援とご協力をいただきました。本当にありがとうございました。これからもみなさまと一緒に、いのちと暮らしを守る県政を実現していきます」と力を込めて決意を語り、割れんばかりの拍手が湧き起こりました。
懇談で、米山知事は選挙戦を振り返りながら「共闘はお互い信頼していることが重要で、それは周囲に絶対伝わるものだと思った。今回みなさんが信頼し合ったおかげで素晴らしいたたかいができました」と強調。参院選新潟選挙区で野党統一候補として当選した森氏は「参院選での野党と市民の信頼関係がさらに深まったたたかいだった」と振り返りました。
志位氏は「大義の旗を掲げ、本気の共闘にとりくめば必ず勝利できるということが、今回の選挙で立証されました。相互に信頼し、リスペクト(尊敬)しあう関係がぐっと運動を広げましたね」と述べました。
懇談後も、米山知事と森氏は、志位、小池両氏と握手とエールを交わし合いました。懇談には日本共産党の水谷定男選対局長が同席しました。