赤旗2016年9月6日付
日本共産党国会議員団「2016年8月台風災害対策本部」(本部長=小池晃書記局長、参院議員)は5日、会合を開きました。岩手県や北海道などの被災地調査の結果を報告し、政府要請を行うことなどを確認しました。
高橋千鶴子(衆院議員)、岩渕友(参院議員)両副本部長は、岩手など10号台風被災地の調査について報告。「泥対策やかつてない流木対策などが求められている」(高橋氏)、「東日本大震災の被害の上に、台風の被害が襲った。特別の対策が求められている」(岩渕氏)と語りました。
畠山和也事務局長(衆院議員)と紙智子副本部長(参院議員)は、北海道の被災地調査について報告。「早ければ11月には雪が降る地域もある。農地の復旧を急がなければならない」(畠山氏)、「収穫直前のビート(サトウダイコン)やタマネギなどに相当な損害が出る」(紙氏)と語りました。
小池書記局長は、「党組織を挙げて台風被害の救援・救命、復旧・復興に全力を尽くしたい」と述べました。