赤旗2016年7月28日付
大激戦の東京都知事選(31日投票)で、鳥越俊太郎候補と都議補選(大田区・被選挙数1)の必勝をめざす合同個人演説会が26日、大田区内で開かれました。
鳥越氏は「平和と憲法を守る先頭に立ちたい」と強調し、「非核都市宣言」などの公約を説明。東京から250キロ圏内の原発の廃炉をめざし「原発なしでも都民は暮らしていける。これが政策の1丁目1番地だ」と述べると、大きな拍手が送られました。
核武装も検討という女性候補が知事になってもいいのかと鳥越氏が問いかけると、会場から「そうだ」の声が上がりました。
民進党の、もり愛候補(日本共産党応援)は、都議補選告示前日に、日本共産党から立候補予定だった藤田綾子さんと握手を交わしたことを紹介し、野党共闘のために立候補を取り下げた藤田さんの思いを受け取り奮闘すると表明。鳥越さんとともに、いのちと平和を守り、子育て環境をよくする都政実現に全力を挙げると決意を述べました。
応援演説した共産党の小池晃書記局長は、清潔で都民の暮らしを支える都政、平和を守り憲法を生かす東京をつくる仕事ができるのは鳥越候補しかいないことが明らかになっていると強調。「知っている人すべてに声をかけ、やれることは何でもやろう」と呼びかけました。
民進党の山尾志桜里政調会長は、命を大事にする都政、東京から平和のメッセージを発信することを約束する鳥越さんを知事にと訴えました。
大田区の医療機関に勤める女性(61)は「鳥越さんの平和や原発廃炉への思いに力がこもっていて、共感できます。残る期間、周りの人に声をかけていきたい」と話していました。