日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

憲法守り、非核宣言を東京から/鳥越候補を小池書記局長が応援/立川

2016年07月24日

赤旗2016年7月24日付

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(写真)鳥越都知事候補の訴えを、足を止めて聞く人たち
=23日、東京都立川市

 大激戦の東京都知事選で、野党統一の鳥越俊太郎候補は23日、立川駅北口で演説し、「みんなに都政を取り戻そう」と訴えました。日本共産党の小池晃書記局長、民進党の菅直人元首相、生活者ネットの山内玲子都議、立憲デモクラシーの会の山口二郎法政大学教授も「みんなの力で鳥越知事を誕生させよう」と呼びかけました。

 デッキの上にも下にもぎっしりと集まった聴衆に「これほど多くの方に来ていただけるとは予想していなかったので驚いています」と切り出した鳥越氏。宣伝カーの四方を取り囲む聴衆に語りかけるように演説しました。

 保育、介護の問題に続いて、「東京は、平和、憲法を守り、核はいらないと言いたい」と強調。「憲法を簡単には変えさせません。憲法を守る旗印を東京から掲げよう」「原子爆弾はいらない、原発はいらないという非核都市宣言を東京から世界中に発信したい」と訴えると、大きな拍手が湧き起こりました。

 小池氏は「参院選で始まった市民と野党の共闘の流れを都知事選でさらに確かなものにし、前へ進めたい」と表明。「今度の知事選は税金の公私混同、無駄遣いが発端。そういう知事を推した党は知事選に出る資格がない」と自民・公明両党を批判しました。

 小池氏は「都政の一番の仕事は暮らし、福祉、教育、個人の尊厳を支えること」と強調。年間2200億円もの大型幹線道路予算を使い、五輪を口実に巨大開発に突き進む都政を転換し、「都民の暮らしを支える都政に変えよう。舛添前都政を引き継ぐ人ではなく、救急・小児医療の遅れなど多摩格差をなくし、暮らしを支え、認可保育園をつくる街を、鳥越俊太郎さんで実現しよう」と訴えました。

 菅氏は「日本が間違った方向に行くか、国民のための日本にするか、天下分け目の大きな選挙。市民のための自治体を東京で取り戻そう」、山内氏は「4年間に3人の知事が任期途中で辞任し、うち2人は『政治とカネ』問題で辞任した。だからこそ、聞く耳を持った鳥越知事を選びたい」、山口氏は「憲法を守りたい国民に代わって、安倍政権の民主主義・憲法破壊にノーを言おう」と訴えました。

 演説を聞いた立川市の女性(80)は「鳥越さんの話は親しみやすくて身近に感じる。住まいのことや少ない年金で困っている人が多い。みんなのための政治をつくってほしい」。国分寺市の女性(30)は「自民党改憲草案は国民に犠牲を押しつけようとするものだ。鳥越さんの、憲法を守るという訴えに共感する」と話していました。

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