赤旗2016年6月26日付
日本共産党の小池晃書記局長は25日、東京都八王子、千葉、横浜の3市で街頭演説しました。千葉市内では浅野ふみ子千葉選挙区候補、八王子市内で は山添拓東京選挙区候補を必ず国会に押し上げるとともに、日本共産党の支持をこれまでにない規模で広げて比例での大躍進を実現しようと訴えました。
千葉で浅野候補
千葉駅前では、野党共闘を応援する「ミナちば」のかがみりょうさん、JFEスチール労働者後援会の芳賀義博さん、労働者後援会の松本悟さん、寺尾さとし県議が訴えました。
浅野候補は「日米同盟の名で自衛隊員を戦場に送ってはならない」と力を込めました。
小池氏は「安倍政権は日本をどこに持って行こうとしているのか」と強調。討論番組で、自民党改憲草案が示すように憲法9条2項の削除と「国防軍」創設を参院選後に提案するのかただすと、同党の新藤義孝政調会長代理があっさり認めたと紹介。「日本を戦争と独裁の国にするたくらみを許してはならない。千葉選挙区では日本共産党の初めての議席が目前に見えています。浅野さんを国会に押し上げよう」と力を込めると、「そうだ」の声がかかりました。
東京で山添候補
八王子駅前では、大学生の吉川穂香さん、弁護士の白神優理子さんが訴えました。山添候補は「若者が仕事を続けられない社会に未来はない。アベノミクスを終わりにしよう」と呼びかけました。
小池氏は、英国の欧州連合(EU)離脱決定にともなう株価大暴落について、「大企業頼みのトリクルダウン、投機マネー頼みの金融緩和、アベノミクスの破綻がはっきりした。リーマン・ショックの時も、派遣切りで暮らしと経済を破壊した『実績』のある自民党には任せられない」と力説。経済にデモクラシーを取り戻す日本共産党の経済改革を示し、山添候補の勝利と比例での大躍進で「投機マネーに揺さぶられない本当に強い経済をつくろう」と訴えると、大きな歓声と拍手がわきました。
訴えを聞いた男性(60)は「小池さんがアベノミクスに『効果』はないと話したのはその通り。共産党いいね」と語りました。