赤旗2016年5月8日付
熊本地震の被災地を訪れた日本共産党の志位和夫委員長らは7日、熊本県益城町の避難所で法律相談を行っていた、弁護士で参院熊本選挙区野党・市民統一予定候補の、あべ広美さんと会い、「大変でしょうが、ともに頑張りましょう」と激励しました。
自身も被災したあべ氏。「被災者からは生活再建の悩みが多いです」と話します。志位氏は、仮設住宅の早期建設など、生活支援策が急務だとのべ、「くれぐれもお体に気をつけてください」と握手しました。
法律相談は、熊本県弁護士会が主催しているもの。被災者の相談に熱心に耳を傾けていたあべ氏は「多くの人から『次の生活のめどがたたない』『住み続けられるかわからない』などの不安が聞かれます。今すぐにでも対策が必要です。行政などにも働きかけていきたい」と語りました。