赤旗2016年5月3日付
日本共産党の小池晃書記局長は2日の会見で、参院選の32の1人区のうち20選挙区で野党統一候補擁立が実現したことについて、「非常に積極的で、自民・公明対野党・市民という参院選の構図をはっきりさせる大きな意味を持っている」と評価したうえで、「選挙は相互協力という観点で、引き続き共産党の候補者を野党統一候補にする県をつくるために努力していきたい」と表明しました。
小池氏は、「現在までに共産党候補を統一候補にした県が一つも生まれていない」と述べ、「私たちは、(1人区の)候補者を全員降ろすとは一度も言っていない。お互いが勝つために、十二分に力を発揮できる形にしないといけない」と指摘。民進党に対し、日本共産党の候補者を野党統一候補にする検討を求めてきたことにもふれ、その実現に向け、引き続き努力する考えを強調しました。