赤旗2016年4月20日付
衆院北海道5区補選の野党統一候補・池田まきさんを市民とともに応援する緊急集会「CHANGE日本、北海道5区から in TOKYO」が19日、国会内で開かれました。集会で池田候補を応援しようというアピールをあげました。作家の澤地久枝さん、評論家の佐高信さんなど14人の文化人、ジャーナリストなどの幅広い分野の著名人が発言。東京近郊から池田候補を応援する声を広げ、勝ち抜こうと呼びかけました。
北海道から駆けつけた上田文雄前札幌市長が、池田候補擁立の経緯や選挙情勢を報告。「歴史的な野党共闘ができてすごいたたかいになっている。295分の1だがとてつもなく大きな1議席。戦争法が強行されてから最初の国政選挙で大きな審判を下したい」と力説しました。「与党候補と横一線まで追い上げ、最終的に競り合っている」「東京からの応援の声はありがたい」と述べました。
澤地氏は「子や孫、その後までも、戦争をしないことを守っていかないといけない。そのためには、選挙で池田さんを勝たせないといけません」と訴え。落語家の古今亭菊千代さんは「安倍政権を倒すまで共闘を続けましょう。ずっと応援します」と述べました。
声明は、衆院北海道5区補選を「この国のゆくえを左右する重要な選挙」と位置付け、日本共産党や民進党などの野党と市民の共闘で「この国の流れを変えていく」と述べています。
集会開会に先立って日本共産党の小池晃書記局長、穀田恵二国会対策委員長が激励に駆けつけました。畑野君枝衆院議員、紙智子参院議員が集会で連帯のあいさつをしました。民進党の相原久美子、神本美恵子両参院議員、無所属の糸数慶子参院議員もあいさつしました。