「赤旗」2016年2月14日付
日本共産党の小池晃副委員長・参院議員は13日、金銭授受疑惑で辞任した甘利明前経済再生相の地元、神奈川県大和市の大和駅前で、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補とともに演説し「疑惑の真相解明、企業・団体献金の全面禁止を」と訴えました。
小池氏は、甘利氏に問われているあっせん利得罪とは、権限にもとづく影響力を行使してあっせんし、報酬を受け取ることだと指摘。「関係者の国会招致など真相解明を。ワイロそのものである企業献金は、パーティー券を含め全面禁止すべきだ」と述べると、「そうだ」の声と拍手が湧き起こりました。
戦争法の問題でも消費税増税の問題でも安倍政権と正面から対決している共産党を参院選で伸ばしてこそ野党協力の流れを広げることができると強調。「比例代表では共産党を8議席以上に躍進させていただき、椎葉かずゆきさんも国会へ。選挙区では神奈川で一つ増える議席を戦争法、消費税増税賛成の人に渡さず、あさか由香さんを必ず勝たせてください」と訴えました。
あさか予定候補は「8時間働けば普通の暮らしができる社会をつくりたい」と決意を述べました。
演説を聞いた女性(68)は「昔から政治とお金の問題はあるけど、もうそうはいかないという政治をつくりたい。共産党躍進のため私も頑張ります」と話しました。