「赤旗」2015年12月19日付
日本共産党の小池晃政策委員長は18日の記者会見で、みずほフィナンシャルグループ(FG)が自民党への政治献金を18年ぶりに再開することについて問われ、「これは露骨な政策買収だ」「自民党の金権政治の復活は目に余る」と厳しく批判しました。
小池氏は、全国銀行協会(全銀協)会長がはっきりと、“政党の政策と、それが日本経済に与える影響、金融機関の立ち位置を考えて献金を始める”といっていることを指摘したうえで、「すでにメガバンクは自民党に70億円もの巨額融資をしている。それ自体が庶民の預金を政党に無担保で融資するという大変な優遇なのに、さらに献金をするとなれば買収政治極まれりということになる」と強調しました。
そして、「本当に最近の自民党の金権政治の復活は目に余る。安倍政権というものがどこを向いて政治をやっているのか、大企業や大銀行を向いて政治をやっているということがいよいよ明らかになったと思う」と表明しました。