「赤旗」2015年11月15日付
（写真）来賓あいさつ |
日本共産党の小池晃副委員長は１４日、東京都内で開かれた新日本婦人の会（新婦人）第２７回全国大会であいさつしました。
小池氏は「日本で、いや地球上でいちばんパワフルなみなさんの前であいさつすることができて、大変光栄に思います」と切り出しました。
全国に広がった戦争法案反対の運動の先頭に新婦人の姿があったことにふれ、「日本中にレッドアクションを広げたことは、本当にたたかいを励ます力になりました。『要求のあるところに新婦人あり』を実感します」と敬意を表しました。
安倍政権の経済政策について、「出生率を上げるというけれど、子どもは日本の経済のために産むものではない」と指摘。経済政策の目標にすること自体が大きな間違いであると告発しました。
「核戦争に反対」「憲法を守る」「女性の権利・子どもの幸せのために行動する」など、新婦人が創立以来掲げてきた「五つの目的」が女性の切実な願いと要求に応えるものだと述べ、「今こそ光を放つ情勢です」と強調しました。
日本共産党の「国民連合政府」の提案にふれ、「政策の違いは脇において民主主義を守るために力を合わせるときです。『野党は共闘を』の声を広げてください」と呼びかけました。
小池氏は「私たちもみなさんと力を合わせて、この政治を変えるために頑張り抜く」と決意を表明しました。