高校生と国会議員が討論する「高校生100人×国会議員 vol.5」が4日、国会内で開かれました。主催は、高校生・大学生でつくる「僕らの一歩が日本を変える。」。日本共産党から小池晃副委員長・参院議員、宮本岳志、畑野君枝両衆院議員が参加しました。
各党の代表あいさつで小池氏は、「政治に若い人の声が届いているだろうか」とのべ、安保法制に対する大学生や高校生の反対運動に触れ「国民の声を無視して“勝手に決めるな”と怒り、民主主義の問題として広がっている」と紹介。「新しい時代をつくる担い手になってほしい」と、エールを送りました。
高校生は、憲法、原発・エネルギー問題、社会保障、一次産業など10テーマに分かれ、有識者や国会議員と討論しました。
18歳選挙権がテーマのグループでは「選挙のマナーやルールを僕たちは何も知らないので、教育を確立してほしい」(高2男子)、「興味を持ってもらうためにテレビやネットに議員が露出した方が良い」(17歳女子)など意見が出されました。
東京都の高2女子は「国会議員と交流して、とっても楽しかったし、学べた。多角的にものごとを見ていきたいと思った」と話しました。
討論後、各テーマの提言を「若者宣言」として発表しました。