「赤旗」2015年7月3日付
「とことん共産党」が1日、インターネット動画サイトで放送されました。「戦争法案 本当に止める」をテーマに、小池晃副委員長が民青同盟の小山農(みのる)副委員長と都内の大学に通う青年と語り合いました。
冒頭、「戦争法案は、本当に止めることができるとおもうか」という視聴者へのアンケートには「思う」が55・8%と過半数。
これに小山さんは「止めたいという思いも表れているのだと思う」と述べ、「若者憲法集会&デモ」(6月14日)で集会に1300人、デモに3500人の若者が参加したことを紹介。「この1年で“主権者は私たち”や、立憲主義という言葉をよく聞くようになった。そのためには行動してこそだという雰囲気ができてきたのも感じる」と話しました。
小池さんは「アメリカの武力行使にいままで一度も反対したことはないのに、法案が通ればアメリカのどんな戦争にも参戦することになる」と問題点を解説しました。
東京・渋谷で学生たちが行った戦争法案反対のアピール街宣(27日)の動画を視聴し、「みんな自分の言葉で語ってるよね」と感嘆の声をあげた小池さんに参加者もうなずきました。話題はインターネットを通じて全国の若い人に共感と行動が広がっていることに。
大学3年生の柳生さんは、「この法案ができたら実際に戦争に行くのは僕たちや下の世代」と自分が行動に参加した思いを語り、「自衛隊の人も、実際に戦争になると思って入った人はいないと思う。夢を持った学生や青年が戦場に持っていかれるような法案は許せない」と話しました。
大学2年生の黒田さんは「アメリカでも、経済的に貧しい人が軍隊に行ってPTSDにかかっていたりするのを見ると人ごとじゃない」と話しました。