赤旗2025年2月18日付
![]() (写真)森崎氏(右)と懇談する小池氏ら=14日、国会内 |
日本芸能従事者協会の森崎めぐみ代表理事が14日、国会内で、日本共産党の小池晃参院議員、伊藤岳参院議員、辰巳孝太郎衆院議員と懇談しました。
森崎氏は、今国会に改正案が提出される労働施策総合推進法、女性活躍推進法、労働安全衛生法などについてフリーランスの芸術家の立場から、問題点を挙げ改善を要望しました。
森崎氏は、2019年の女性活躍推進法改正時には、衆参の付帯決議で、ハラスメントの防止対策は「フリーランス、就職活動中の学生等」となっていたが、今回の労働施策総合推進法、女性活躍推進法の改正案には、フリーランスの文言がないと指摘。「芸能人に対するSNSでの誹謗(ひぼう)中傷、カスタマーハラスメントはひどい。握手会でけがをする事例もある。昨年施行された『フリーランス新法』でハラスメント対策を盛り込んだからよしとするのではなく、付帯決議に立ち返って、適切な法改正やガイドラインの作成を求めたい」と訴えました。
小池氏は「森崎さんらがフリーランスの人たちの権利と地位の向上のために尽力していることに敬意を表します」とのべました。