赤旗2025年2月18日付
![]() (写真)記者会見する小池晃書記局長=17日、国会内 |
日本共産党の小池晃書記局長は17日、国会内で記者会見し、立憲民主党が発表した2025年度予算案の修正案について、「積極的な中身が盛り込まれた修正案だ」と述べる一方、「きちんと財源を確保する必要があり、軍事費や大企業への行き過ぎた支援に切り込んでいくことが、掲げられた政策を実現していく上で必要不可欠だ」と表明しました。
小池氏は、立民の修正案に学校給食や高校授業料の無償化、介護労働者に対する支援などが盛り込まれているとして「われわれも要求してきた中身であり、実現させる必要がある」と述べました。
同時に、立民案の主要な財源は予備費や「積み過ぎた」基金の見直しなど1年限りのものになっていると指摘。学校給食の無償化などは1年で終わらず何年も続く課題だと述べ、日本共産党が予算案の組み替え動議で提案したような軍事費や大企業への支援に切り込む必要性を強調し、「そうした抜本的な予算の組み替えをしなければ、暮らしを支える修正も実現できない」と主張しました。