赤旗2025年1月27日付
政治をよくしたい、日本共産党を盛り上げたいと活動するJCPサポーターが集まって、26日、交流会を開きました。ズームも併用し全国から参加がありました。
最初にNHK討論番組に出演したばかりの小池晃書記局長が情勢報告しました。これから本格的に始まる国会で「政治のゆがみをただすのが野党の責任」だとし、「政治とカネ」問題に決着をつけ、消費税減税、学校給食や学費無償化などの暮らしを守る政策は軍拡をやめれば財源ができると説明しました。
また、選択的夫婦別姓制度の導入、在日クルド人へのヘイトなど差別と排外主義ではなく共生社会をつくっていくことにもふれ、「多様な政策と、それをはばむ政治の実態を、みなさんに丁寧に説明し、広げていきたい」と語りました。
参加者からは「非正規労働者には時短という政策が響かない」「選挙中だけでもわかりやすい短いフレーズが必要」「『赤旗』を読んでいるけれど、電子版と紙を両方購読しているが料金が高い」などの意見が出ました。小池さんは「非正規労働者の待遇改善にも全力をあげる」「電子版の併読の割引を検討している」などと答えました。
後半はグループに分かれて、いまの政治の状況やサポーター活動について経験を交流しました。
SNS活用については「活用したくても地区からGOサインが出るのが遅い」「著作権の問題などわかる人が少ない」など激論がかわされました。
初めて参加した高校1年生(16)は、「昨年秋の選挙の時に声をかけてくれたのがきっかけ。高校生にもきちんと声を聴こうという姿勢がうれしかった」と話します。「学校では共産主義は独裁と教えられ、偏見があったけれど、伝統芸能を大事にする政策をもっているなど好感を持てる党だとわかった」と話していました。