赤旗2025年1月23日付
日本共産党の小池晃書記局長は20日配信の、ユーチューブ番組で、兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑を調査する県議会百条委員会の委員だった竹内英明元県議(50)の死(自死とみられる)が「衝撃的なニュースだった」として緊急に訴えました。視聴は14万回を超えています。
小池氏は「(竹内氏に対する)ひぼう中傷があったというが、ひぼう中傷の域を超えている」と批判しました。
昨年、県知事選に立候補していた立花孝志N党党首が、竹内氏を「デマで(斎藤)前知事を悪者にしようとしている」と、斎藤知事を追い落とす「黒幕」の一人などと攻撃。同様に奥谷謙一百条委委員長の自宅前では「次は竹内のところに行く」と攻撃しました。
小池氏は「竹内さんのご家族も大変、おびえていた。(竹内さんは)『政治の世界から引いてほしい』といわれて。県知事選の投開票を受けて議員を辞職された」と話します。
立花氏は、警察に「逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと発言をしましたが、兵庫県警は完全に否定しました。
小池氏は「全くの虚偽。許されない事態です」と指摘し「すべての始まりは告発者つぶしをやった斎藤元彦知事です。ここから多くの人が追い詰められ命を落としました。兵庫県政の正常化が必要です。竹内さんの死の原因解明と責任の追及、処断が必要です」と訴えました。