日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

検索

かけある記

小池晃の活動報告

暮らし応援の政治へ ベストチーム勝利で 参院選比例5予定候補 京都・大阪 そろい踏み 倉林・清水選挙区予定候補も訴え

2025年01月07日

赤旗2024年12月27日付

 来年夏の参院選での日本共産党の躍進をめざし、小池晃書記局長、山下よしき副委員長、井上さとし参院議員、はたやま和也元衆院議員、白川よう子元香川県議の参院比例5予定候補は26日、京都、大阪両市でそろい踏み街頭演説を行い、多くの市民に支持・支援を呼び掛けました。京都では倉林明子、大阪では清水ただし両選挙区予定候補も訴えました。

 


写真

(写真)聴衆の声援に応える(左から)倉林、はたやま、井上、小池、白川、山下の各氏=26日、京都市下京区

写真

(写真)聴衆の声援に応える(左から)はたやま、井上、小池、山下、白川、清水の各氏=26日、大阪市北区

 小池氏は、24日に閉会した臨時国会で、過去最大の軍事費を盛り込むなど問題だらけの補正予算が、与党少数のもとでも国民民主党、日本維新の会の賛成で成立したことに言及。「(両党は)石破政権の延命に手を貸したといわれてもしかたがない」「『熟議と公開の国会』どころか、自民・公明の『密室協議』の参加者が増えただけにすぎない」と厳しく批判しました。

 

 その上で、「アメリカいいなり、財界・大企業中心の二つのゆがみをただし、暮らし応援の政治に変えるため、参院選では日本共産党の躍進を」と訴え。また、単独で法案が提出できる11人以上の参院議員団を維持するためには「比例のベストチーム5人全員勝利が不可欠」と語り、「『比例は共産党』と広げ、ワンチームとして国会へ。その流れをつくることが選挙区勝利の保障にもなる」と熱く呼び掛けました。

 

 山下氏は、日本建設業連合会の加盟企業が10年間で自民党に20億円もの献金をし、見返りに27兆円規模の国の公共事業を受注したと告発。「見返り率は1万3500倍。年末ジャンボ宝くじの3等にあたる」とのべ、企業がゆがめる政治から国民の声で動く政治の転換を強く呼び掛けました。

 

 井上氏は、経団連が政策評価と呼ばれる“通信簿”で自民党を評価し、「原発の最大限活用」をうたい、石破政権が出したエネルギー基本計画ではこれとまったく同じ文言が書き込まれたと紹介。「公開された場で政治がゆがめられている」と断じ、企業・団体献金は禁止ではなく公開をと主張する自民党の欺瞞(ぎまん)を痛烈に批判しました。

 

 はたやま予定候補は、エサ代が高騰するなかでも政府が補填(ほてん)をやめ、苦境にたたされている酪農家が数多くいる北海道の現況を報告。「半導体企業ラピダス1社に1兆円もつぎ込む一方、基幹産業の農業を後回しにして地域を壊す自民党政治は許さない、の声をあげよう」と語りました。

 

 白川予定候補は、活動地域の中国、四国、九州・沖縄地方で共通しているのは、「大軍拡の大波に襲われていることだ」と強調。佐賀空港での自衛隊オスプレイ基地整備、沖縄・辺野古新基地建設強行などが、軍事費8268億円の補正予算で計上されており、能登半島の復旧・復興費の3倍にあたると指摘。「国民の暮らしそっちのけで戦争国家づくり」にまい進する政治を「変えなければいけない」と説きました。

 

 大阪駅前でマイクを握った清水予定候補は「大阪は食い倒れの街。カジノをつくり、ギャンブル依存症を増やし、行き倒れをつくる大阪にしてはいけない」とのべ、参院大阪選挙区で唯一、カジノ計画に反対している自身の勝利を訴えました。

 

 京都駅前で倉林予定候補は、京都市の地下を貫く北陸新幹線延伸計画(敦賀―新大阪、小浜ルート)が多くの市民府民の反対で破綻をきたしているとして、京都選挙区での倉林勝利で、延伸計画先送りでなくきっぱり中止させようと語りました。

月別

ご意見・ご要望