赤旗2024年12月24日付
日本共産党沖縄県中部地区委員会は22日、小池晃書記局長を沖縄市に迎えて「小池さんに何でも聞いてみよう」と題した集いを開きました。小池氏は沖縄の辺野古新基地建設や自衛隊増強など基地問題、平和外交、賃上げなどの質問に丁寧に答え、新しい政治への展望を語りました。
小池氏は、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が今月の国会質問で、米軍関係者による性的暴行事件が相次ぎ在日米軍が対策を強化した今年10月以降にも同県内で計26件の事件が起きたことを暴き、日米地位協定改定に背を向ける政府を追及したことを紹介。10月の総選挙での赤嶺氏勝利の値打ちを強調しました。
総選挙により自公が衆院で少数になるもとでの政治の「新しいプロセス」についての質問も寄せられました。
小池氏は、沖縄県議会与党県議団が先月、沖縄振興予算の増額を求めた政府要請で、財務省の官僚が、「これからは野党の言うことも聞かなければいけない」と発言したことなどを紹介。当たり前の政治に向かう「新しいプロセス」は始まっており、給食無償化など一致点で「野党が力を合わせ、国民要求を実現する闘いをやっていきたい」と力を込めました。
「辺野古新基地反対の世論と運動を大きく盛り上げることが、野党が結束してこの問題を追及していくためにも決定的だ」と強調しました。