日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

検索

かけある記

小池晃の活動報告

東北の「命綱」の議席 何としても 石破首相の公約反故を批判 盛岡で小池書記局長が訴え 参院補選の勝利も訴え

2024年10月07日

赤旗2024年10月6日付

写真

(写真)声援に手をあげてこたえる(車上左から)小池、高橋、吉田の各氏=5日、盛岡市

 総選挙(15日公示、27日投開票)での日本共産党の躍進をめざし、小池晃書記局長を迎えての街頭演説会が5日、盛岡駅前で開かれました。小池氏と、衆院比例東北ブロックの高橋ちづ子(衆院議員)、吉田恭子(岩手1区重複)両予定候補もマイクを握りました。小池氏は、「命、くらし、平和を守る東北の命綱である高橋ちづ子予定候補をなんとしても勝ち抜かせてください」と多くの聴衆に訴えました。

 

 小池氏は、自民党議員が秘書給与を不正受給し辞任したことにともなう参院岩手補選(27日投票)に出馬する木戸口英司予定候補(立民)について、「前回の参院選では惜敗しましたが、今度こそ市民と野党の力で勝利させよう」とよびかけました。

 

 小池氏は、総裁選での公約を次々に反故(ほご)にしている石破茂首相の「手のひら返し」に言及。「国民に判断してもらえる材料を提供するのは政府の責任であり、新しい総理の責任」「本当のやりとりは予算委員会だ」と言っておきながら、戦後最短となる9日間で早期解散を決行したことを「そんなに論戦が怖いのか」と批判しました。

 

 裏金議員についても、石破氏が「公認するのにふさわしいかどうか、徹底的に議論すべきだ」と述べていたのに、全員を公認する方針を固めたとして、「とんでもないことだ。裏金議員は議員を続けることさえ許されない」と断じました。

 

 小池氏は、「しんぶん赤旗」日曜版10月6日号のスクープ「石破派も裏金」を紹介。「石破氏は自分を公認できなくなるから、態度を変えたのか」と述べると大きな拍手が起きました。

 

 健康保険証廃止について石破氏が、「納得しない人がいっぱいいれば、併用も選択肢として当然」と語っていたのに、12月廃止の方針を変えていないと批判。「(所信演説で)日本を守る、国民を守る、地方を守るというなら、まずは約束を守るべきだ」と語りました。

 

達増知事からメッセージも

 

 小池氏は、岩手県知事選に再選した達増拓也知事が、賃上げのために県独自の中小企業支援制度をつくったことを紹介。10月から国が示した目安に9円上積みの「952円を勝ち取り、オール岩手の力で全国最下位の最低賃金レベルを脱した」と評価するとともに、「まだまだ不十分」だとして、総選挙での日本共産党の躍進で全国一律の最賃1500円を実現させようと呼びかけました。

 

 街頭演説には達増知事からメッセージがよせられました。「地域に根差し全国に広がる組織の力を生かし、岩手の復興に対する深いご理解と力強いご支援をいただいていることに改めて感謝します」「日本共産党には『復興与党』『達増県政与党』としてオール岩手の力を合わせて復興を着実に進めてまいりました」と謝意を表明。「復興で培われたお互いに幸福を守り育てる姿勢を県政全般に広げ、野党共闘の源流であるこの岩手から、今後も力強く県政を推進してまいります」と抱負を語りました。

 

 高橋予定候補は、旧優生保護法の被害者補償法が週明けの臨時国会で成立される運びになったことを報告。実現にむけた自身のこれまでの取り組みについて話し、「優生思想を克服するため、二度と同じ過ちを繰り返さないためこれからも全力をあげる」と決意を語りまし

た。

 吉田予定候補は「定数1減となった大激戦の東北ブロック。日本共産党の議席を守るため大きな支援の輪を広げてください」と訴えました。

 

 

月別

ご意見・ご要望