赤旗2024年9月26日付
オーケストラや劇団などの芸術団体で構成する芸術家会議(堤剛会長)は24日、東京都内で第53回総会と懇親会を開きました。
各界の人々を招いた懇親会には、芸術家会議の構成団体(43団体)の代表や国会議員ら約100人が出席。日本共産党からは小池晃(書記局長)、山下芳生(副委員長)、吉良よし子の各参院議員、宮本岳志衆院議員が参加しました。
冒頭のあいさつで堤会長は、文化予算の増額を求めました。
あいさつに立った山下氏(文化芸術振興議員連盟副会長)は、オーケストラの人たちが予算獲得に団結して取り組んでいることに触れ「政治も力を合わせて取り組む」と語り、吉良氏は、文化予算が韓国より桁違いに少ないことを指摘し、「予算の抜本増額で、文化の裾野を広げていきたい」と述べました。
小池氏は、「日本の文化予算が国家予算の0・09%では文化国家とは言えない。党派を超えて先進諸国なみの予算獲得のために力を尽くす」と強調し、宮本氏は「誰もが文化に親しめる国になるように取り組む」と話しました。