赤旗2024年9月20日付
安保法制(戦争法)の強行採決から9年となった19日、総がかり行動実行委員会と9条改憲NO!全国市民アクションは東京・日比谷野外音楽堂で「theEND自民党政治 戦争法廃止!裏金政治を終わらせよう!日比谷集会&デモ」を開きました。約2700人(主催者発表)が参加。集会終了後、銀座に向けてデモ行進し「戦争する国、絶対反対」「みんなの力で政治を変えよう」と声をあげました。
主催者あいさつした総がかり行動実行委の染裕之共同代表は「自民党に憲法を語る資格はない。もうそろそろ終わりにしよう。解散・総選挙で国民の厳粛な信を問うべきだ。私たちの手で明日の政治は変えられる」と呼びかけました。
日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の近藤昭一衆院議員、社民党の福島瑞穂党首、「沖縄の風」の高良鉄美参院議員があいさつしました。小池氏は、いま野党共闘が転機に差しかかっていると指摘。自民党政治を終わらせた後にどういう政権をつくるのかについて「安保法制は違憲だが、すぐにはなくせない」という議論があることにふれ、「そういう政権をみなさんは望んでいるでしょうか。そういう政権をつくるためにたたかってきたのでしょうか」と述べ、「政治の中身を変える大きな運動を巻き起こしましょう。日本共産党はそのために全力を挙げる決意です」と表明し、大きな拍手がわき起こりました。(発言全文)
ジャーナリストの有田芳生さんがゲストスピーチをしました。
参加した横浜市の女性は「戦争法廃止の運動を続けていかなければいけない。暮らしや社会保障を守るには自民党政治を変えるしかない。力を合わせて、声を広げたい」と語りました。