赤旗2024年9月3日付
2日夕方のJR・京阪京橋駅前で小池晃書記局長は、衆院選近畿ブロックの清水ただし比例予定候補(前衆院議員)と登壇し、暮らしや維新政治などを巡って掛け合いのトークを進めました。駅前は大勢の聴衆で膨れ上がり、熱気と笑いに包まれました。
小池氏は、岸田文雄首相が自民党総裁選不出馬を表明した理由に「自民党の信頼回復のため」をあげたが、共同通信の世論調査で、78%が「信頼回復のきっかけにならない」と答えたことを紹介し、「信頼回復は全く失敗している」と指摘しました。
清水氏は「自民党総裁選にはうんざりしている」と述べると、小池氏は、総裁選候補の誰一人として、裏金事件の真相究明や企業・団体献金の禁止を掲げておらず、選挙で裏金議員を公認するかどうかなど後ろ向きの議論になっていると批判。総裁選は結局、「裏金議員のロンダリング(洗浄)選挙になっている」「総裁という表紙を替えても何も変わらない。自民党政治を変えなければいけない」と断じました。
裏金政治を終わらせるため「つける薬はありますか」との清水氏の問いに、小池氏は「特効薬があります」と断言。清水氏が、医師でもある小池氏の「みたて」を尋ねると、「風邪には葛根湯、金権腐敗政治の一掃には日本共産党です」と答え、大きな拍手を受けました。
清水氏は「企業・団体献金を受け取らない清潔な日本共産党が伸びるしかない」と強調。小池氏は「来たるべき総選挙では、何よりも日本共産党の議席を大きく増やして、この国の政治を大本から変えよう」と呼び掛けました。