赤旗2024年7月31日付
日本共産党の小池晃書記局長は30日の記者会見で、自民党の広瀬めぐみ参院議員(岩手選挙区)が国から公設秘書の給与をだまし取った疑いで、東京地検特捜部による事務所などの家宅捜索を受けた問題について問われ、「報道が事実であれば、数百万円とも言われる金額を秘書の実態がないのに受け取り税金をだまし取っていたことになる」「事実であれば議員の資格はない。辞職すべきだ」と述べました。
広瀬議員はこれまで週刊誌の報道などで秘書給与の問題が指摘されていました。小池氏は「このとき広瀬議員は、秘書の勤務実態はあったとはっきり言っている」として、「もしなかったとすれば、虚偽の説明をしていたことになる。この点からも責任は問われなければならない」と述べました。
その上で、「いずれにしても自民党が真相解明のため責任を果たすべきだ。岸田首相に強く求めたい」と強調しました。