日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

パレスチナ医療支援の現状は 解決へ日本の役割が重要 とことん共産党

2024年07月01日

赤旗2024年6月29日付

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(写真)「生放送!とことん共産党」で語り合う(左から)小池、猫塚、朝岡の各氏=27日

 日本共産党のインターネット番組「生放送!とことん共産党」が27日夜、「ガザの子どもたちはいま 緊急帰国報告 ヨルダン川西岸から」と題し放送されました。医師で北海道パレスチナ医療奉仕団団長の猫塚義夫さんが現地の状況を伝え、小池晃書記局長と語り合いました。司会は朝岡晶子さんです。

 

 猫塚氏は、今月8日から15日までの8日間、22歳の大学院生を含む4人でヨルダン川西岸と東エルサレムの四つの難民キャンプを訪れ、医療支援と子ども支援の活動を行ったと紹介。日本共産党のガザ救援募金の一部を難民キャンプに届けて、たいへん感謝されたと報告しました。キャンプが閑散とし、子どもたちも家から出たがらず20%以上が登校してこないなど、昨年10月7日のイスラエルによる攻撃開始以降「イスラエル軍と入植者による弾圧や抑圧が非常に進んでいる」と語りました。

 

 

 医療支援では、現地では整形外科の専門医が少ないため、セカンドオピニオンを求めてくる患者が非常に多く、診察して、多数の診断書を作成したと述べました。子ども支援では、折り紙やバレーボール、新聞紙でのかぶとづくりが好評だったと話しました。

 

 一方、ナブルスのバラータ難民キャンプでは、医療支援などを終えた猫塚氏らが引き揚げたその日にイスラエル軍が突入し、6人が銃撃で殺害されたと緊迫した状況を語りました。

 

 パレスチナ問題の世界史的位置づけについて尋ねた小池氏に対し、猫塚氏は「世界全体を見渡すと『新たな戦前』になりかけのところだと思う。世論や国際法、日本の平和憲法の視点から解決する方向に世界中が力を合わせなければいけない瀬戸際だ」と語りました。

 

 小池氏は、日本共産党が求めているイスラエルが占領地から撤退し、パレスチナの民族自決権を実現すること、両者の生存権を相互承認することは国際的合意でもあると述べ、日本が果たす役割を強調しました。

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