赤旗2024年5月28日付
日本共産党の小池晃書記局長は27日、国会内で記者会見し、自民党の菅家一郎衆院議員が安倍派(清和政策研究会)からキックバック(還流)された裏金を自らの政党支部に寄付し、所得税の控除を受けていた問題について問われ、「全く言語道断のやり方だ。議員を辞めるべきだ」と批判しました。
小池氏は、菅家氏が同日の会見で「法律違反は一切ない」「派閥が『記載するな』という違法な会計処理をしてきたことが問題だ」などと述べたことについて「驚くべき開き直りだ。そもそも、裏金をつくって、いったん個人の懐に入れており、納税義務が発生するのではないか。その上で寄付控除まで受けている」「盗っ人たけだけしいとはこのことだ」と厳しく批判しました。
小池氏は「菅家氏以外にも自民党で同じようなことをやっている人がいるのではないかとの疑いがある。自民党として、全面的に調査する必要がある」と主張しました。